ホームページ管理担当が変わるときの引き継ぎチェックリスト|権限・更新窓口・期限を整理


ホームページの管理資料を確認しながら引き継ぎをする担当者のイラスト
質問者さん

質問者さん

ホームページの担当者が変わります。ログイン情報だけ渡せば、引き継ぎは終わりですか?
キタデジさん

キタデジさん

ログインのほかに、更新する人、承認する人、契約の期限、困ったときの窓口を整理しましょう。次の担当者が必要な作業を続けられることが大切です。
質問者さん

質問者さん

制作会社に管理を頼んでいる場合も、社内で表を作った方がよいでしょうか?
キタデジさん

キタデジさん

はい。社内と制作会社の担当範囲を分けておくと、依頼漏れを防ぎやすくなります。パスワードを書かない引き継ぎ表と、受け取り確認の手順を紹介します。

ホームページ管理の引き継ぎは、「何を管理するか」「誰が判断するか」「次に何をするか」をそろえて進めます。ログインできるだけでは、契約更新や原稿の承認まで引き継げたとは限りません。外部委託しているサイトでは、契約上の担当範囲を確認したうえで社内の窓口を決めてください。

  • サイト、契約、計測などの管理対象を一覧にする。
  • 操作担当と承認担当を分け、必要な権限と連絡先を照合する。
  • 次の期限・未完了作業・資料の保管先まで受け取りを確認する。

対象読者:ホームページの社内担当者が交代する企業、制作会社との窓口を変更する小規模事業者。前提:既存サイトを継続運用する際の編集上のチェックリストです。契約移管やシステム変更の手順は契約先に確認してください。情報確認日:2026年10月6日。

引き継ぎの対象は、管理画面だけではありません

まず、ホームページに関わる仕組みと契約の管理先を一覧にします。自社が操作できる項目と、制作会社への依頼が必要な項目を分けることが出発点です。

ホームページの管理資料を確認しながら引き継ぎをする担当者のイラスト
管理対象を整理するイメージイラストです。実際の顧客や管理画面を示すものではありません。
管理対象引き継ぐ内容確認する相手
WordPressなどのCMS管理画面URL、担当者別の権限、更新できる範囲現在の管理者・制作会社
ドメイン・サーバー契約先、契約名義、更新時期、請求を確認する担当契約担当・経理
ホームページの原稿・画像承認済み資料、利用許可の記録、修正途中のファイル原稿担当・広報
アクセス解析利用しているサービス、対象サイト、既存の閲覧権限計測担当
問い合わせの受信受信先、確認担当、不在時の連絡先受付担当

この表は自社用に調整する記録項目の例です。使っていないサービスのアカウントを新たに作る必要はありません。所有者や契約名義が不明な項目は、推測で埋めず「確認先・確認期限」を残します。

引き継ぎ表には何を書けばよいですか?

管理対象ごとに、判断に必要な情報と次の行動を書きます。パスワードや認証コードは表に直接記載せず、会社で定めた安全な管理・受け渡し方法を使ってください。

記録欄記入例(仮のケース)
対象と場所会社サイト/管理画面URL/社内資料フォルダー
現在・次の担当更新窓口:担当Aから担当Bへ/承認:責任者C
できる作業・依頼が必要な作業記事更新は社内、フォーム変更は契約先へ依頼
定期作業・次の期限営業日のお知らせ確認/契約更新の社内確認日
未完了の作業サービス紹介ページの写真差し替え:許可確認待ち
保管先・問い合わせ先社内の共有資料の場所/契約先の正式窓口
受け取り確認担当Bが確認した日/未確認事項と確認予定日

記入例の担当名や作業は仮のケースです。契約上の対応範囲、更新頻度、期限は実際の契約書や運用記録に合わせます。支払情報など閲覧者を限定すべき資料は、表の共有範囲も分けてください。

権限・更新窓口・承認をどう分けますか?

「操作できる人」と「内容を承認する人」を別の欄にして、必要な作業に合う権限を確認します。担当交代を理由に、全員へ管理者権限を付けることは適切な整理とはいえません。

WordPressの標準権限と実際の設定を照合する

WordPressの標準的な権限では、編集者は他のユーザーの記事も管理でき、投稿者は自分の記事を公開でき、寄稿者は記事を書けても公開できません。ただし、サイトごとのカスタマイズで操作範囲が変わることがあります。必要な更新作業を現在の管理者と照合してください。出典:WordPress.org「Roles and Capabilities」(2026年9月2日更新、2026年10月6日確認)。

制作会社への依頼窓口を一本化する

社内で依頼を集める人、変更内容を確定する人、公開後に確認する人を決めます。担当者が変わったことと、今後の連絡先・承認方法を契約先へ共有する準備をしましょう。外部への連絡や権限変更は、会社のルールと契約に従って実施します。

日々の修正依頼の書き方は、ホームページ更新の修正指示テンプレートを参照してください。本記事の引き継ぎ表は、個別の修正指示を受け付ける体制を残すためのものです。

受け取り確認は、この4段階で進めます

対象の一覧化、担当と承認の決定、権限と窓口の照合、受け取り確認の順に進めます。最後に次の期限と未完了の作業を確認することで、引き継いだ後の最初の行動が明確になります。

対象の一覧化、担当と承認、権限と窓口、受け取り確認の4段階で進めるホームページ管理の引き継ぎ
引き継ぎの流れ。パスワードは引き継ぎ表に直接書かず、会社の管理方法に従います。
  1. 一覧に抜けがないか確認:契約先や資料の保管先を現担当者と照合する。
  2. 担当範囲を確認:社内更新・外部依頼・承認の窓口を次の担当者が説明できるか確認する。
  3. 正規の方法でアクセスを確認:必要な権限を持つ本人が管理画面や資料を閲覧できるか確認する。公開サイトを使って無断の変更テストはしない。
  4. 残件を受け取る:次の期限、未完了事項、確認する相手を記録し、確認日を残す。

前の担当者の権限をどう扱いますか?

引き継ぎが済んだ後の権限は、在籍状況・担当範囲・会社の管理方針に合わせて管理者が判断します。確認が終わる前に一律に削除すると、必要な資料や管理先を確認しにくくなることもあります。共有アカウントを使っている場合も、独断で認証情報を変えず管理者へ整理を依頼してください。

最初に、未完了作業と次の期限を一つずつ確認しましょう

全部を一度に整理しようとして止まる場合は、管理対象の一覧と、直近の期限・未完了作業から作ります。原稿の承認方法まで整理したい場合は、公開前の原稿確認と承認のチェックリストも役立ちます。

ホームページの更新体制や原稿の整理について相談したい場合は、現在のサイトURL、社内で更新したい内容、依頼が必要な範囲をまとめてキタデジへホームページの運用を相談するところから始められます。

ホームページ管理の引き継ぎについてよくある質問

ログイン情報だけ渡してはいけませんか?

ログイン情報だけでは、運用全体の引き継ぎとしては不足することがあります。更新窓口、承認方法、契約の次の期限、未完了の作業も確認してください。認証情報は会社の安全な管理方法に従って扱います。

制作会社が管理していても社内の担当者は必要ですか?

社内で情報を確定し、制作会社への依頼と公開後の確認をする窓口は必要です。制作会社の対応範囲は契約によって異なるため、社内の担当範囲と合わせて記録してください。

全員をWordPressの管理者にすれば簡単ですか?

必要な作業を超える権限を一律に付ける方法は避け、担当業務に合う権限を管理者と確認します。標準の権限と実際のサイト設定は異なる場合があります。標準権限の違いはWordPress公式資料で確認できます。

ドメインやサーバーの契約が分からないときは?

契約を扱っている社内担当者や現在の制作会社に確認してください。契約書、請求書、更新案内などを正規の閲覧権限で照合します。確認できるまでは名義や更新日を推測せず、確認先と予定日を残します。

いつ引き継ぎ完了と判断できますか?

次の担当者が必要な管理対象・窓口・次の行動を確認でき、未確認事項の対応先が決まった時点を目安にします。契約移管や権限変更が残る場合は、その項目を完了扱いにせず期限と担当者を記録してください。

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株式会社goap 代表取締役 相牟田 昂大

福岡県出身、大学生時代からWEBデザインのフリーランスとして活動。 卒業後、WEBデザイン・コンサルティング会社で経験を積み、2013年に独立し「goap」を設立。 WEBデザインやマーケティング、コンサルティング業務を展開し、WEBサイトがホームページ大賞で最優秀賞を受賞。 2023年にAI・メタバース事業を追加した株式会社goapを設立。 現在まで<strong>300社以上</strong>のWEBサイトのデザイン・ディレクション・システム構築に携わらせていただきました。 Web制作・マーケティング業界のプロがお客様の悩みに寄り添って丁寧にヒアリングしますので、初心者の方でも<strong>安心してご相談ください!</strong>