質問者さん
キタデジさん
質問者さん
キタデジさん
初めて見る人への確認は、「好きかどうか」だけでなく、読者が行いたいことをページ上で試してもらいます。案内する担当者は答えの場所を教えず、実際の行動・発言と、自分の解釈を分けて残します。少人数の確認は迷いを見つける材料であり、すべての利用者の成功や売上改善を証明するものではありません。
- 確認したい行動と、確認を終える地点を先に決める。
- ボタン名や正解の位置を課題文に含めない。
- 観察した事実から修正案を作り、同じ課題で再確認する。
対象読者:新規制作・リニューアル中で、社内では気づけない迷いを確認したい事業者。課題文と表はキタデジの編集上の提案です。正式なユーザビリティ調査やアクセシビリティ適合判定の代替ではありません。未公開画面を共有する場合は、閲覧してよい相手・資料・範囲を制作担当と確認します。 情報確認日:2026年10月28日。

最初に「読者ができるようになってほしいこと」を一つ選ぶ
確認の出発点はページの感想ではなく、読者の目的です。たとえば「自社の設備が対応対象かを確かめる」「相談前に必要な資料を探す」のように、実際の検討場面を一つ選びます。新しい人にページ全体を自由に評価してもらうだけでは、重要な情報へたどり着けるかを比べにくくなります。
確認担当者は事前に正しい情報と終了地点を把握します。「相談窓口を見つけるまで」と決めたなら、フォーム送信・電話発信・予約確定までは行いません。実際の顧客情報や支払情報を入力しなくても確認できる課題にします。
| 確認したいこと | 誘導しやすい言い方 | 試してもらう言い方 |
|---|---|---|
| 対応条件を探せるか | サービスの「対応設備」欄を見てください | この設備の相談ができるか、ページで分かる範囲を確かめてください |
| 準備物を探せるか | 下のFAQから必要資料を探してください | 相談する前に、何を手元に用意するとよいか調べてください |
| 相談先を選べるか | 右下の問い合わせボタンを押してください | 個別に相談したい場合、どこから連絡するかを示してください。送信はしないでください |
対象読者に近い人を選び、分からない前提を確認する
選ぶ基準は、社内事情を知っているかではなく、想定するお客様の知識や利用場面に近いかです。法人の設備担当者向けの案内を、制作に詳しい社員だけで試してもらっても、初めて依頼する人の迷いを見落とす可能性があります。協力者の業務上の立場、サービスへの詳しさ、普段使う端末を簡単に残します。
知り合いに頼む場合は「人を評価する確認ではなく、ページを直すための確認」と伝えます。遠慮して褒める必要はないこと、途中でやめられることも共有してください。録画や録音が必要なら、目的・保存先・利用範囲を説明し、同意を得てから扱います。不要な個人情報は記録しません。
答えを教えず、行動・発言・担当者の仮説を分ける
確認中は、相手が最初に選んだ場所、戻った箇所、読んで理解した内容を観察します。「そこではなくこちら」とすぐ修正すると、ページだけで理解できた範囲が分からなくなります。操作が止まったら「今、何を探していますか」と中立的に聞き、助言をした場合は助言後の結果だと記録しましょう。
| 項目 | 残すこと | 架空の記入例 |
|---|---|---|
| 課題と条件 | URL・確認日・端末・読者の前提 | サービスA/スマホ/初めて依頼を検討 |
| 観察した事実 | 実際の行動・発言。必要以上の個人情報を含めない | 準備物を探して料金欄へ戻った |
| 結果 | 自力で確認/助言後に確認/確認できず | 助言後に準備物を見つけた |
| 仮説 | 事実から担当者が考えた理由 | 見出し名から内容を想像しづらかった可能性 |
| 改善案と再確認 | 変える箇所・担当・同じ課題の実施予定 | 準備物の見出しを見直し、再度探してもらう |
一人の結果を全員へ一般化せず、別の点検も続ける
協力者が迷った理由を、その人の知識不足と決めつけません。同時に、一人が迷わず操作できたことを全利用者の使いやすさの証明にもしません。影響の大きい内容の誤解や行動できない問題から修正候補を選び、好みの違いは別に扱います。
W3C WAIの「Involving Users in Evaluating Web Accessibility」は、限られた利用者の評価を広い利用者へ一般化しないこと、利用者参加と基準に沿った評価を組み合わせることを説明しています(2024年4月30日更新、2026年10月28日確認)。本記事の簡易確認だけで、アクセシビリティ適合や統計的な効果を判定しないでください。
まず一つの課題文と、制作担当へ渡すメモを作る
自社の重要なサービスについて、一つの情報探索を試してもらいましょう。修正を依頼するときは「使いにくかった」だけで終えず、課題・観察結果・影響・検討したい案をまとめます。
対象:サービスAの確認用ページ/確認した版と日付 課題:初めて依頼する人が、相談前の準備物を探す 観察:準備物の場所が分からず料金欄へ戻った。場所を伝えた後に発見 影響:相談前に資料を用意する判断ができなかった 相談したい案:見出し名と、相談窓口付近の案内を見直す 再確認:修正後に同じ課題を試す。結果は今回の協力者の範囲で記録
表示や操作の不具合はスマートフォンの公開前点検、事実と最終版の承認は原稿確認と承認の整理表で補います。迷いが出たページの構成を相談したい方は、個人情報を除いた確認メモと対象URLを添え、キタデジのホームページ制作・改善相談へお知らせください。
初めて見る人へのホームページ確認についてよくある質問
何人に試してもらえば十分ですか?
共通の人数だけで十分とは判断しません。対象読者の違い、確認したい行動、見つかった問題と未確認範囲を記録します。少人数の結果を顧客全体の割合として扱わず、必要に応じて確認範囲を広げてください。
社員だけに見てもらってもよいですか?
社内の点検には使えますが、サービスを知らない読者の確認とは分けます。社内用語や操作に慣れた人は、初見の人と違う探し方をする可能性があります。対象読者に近い協力者の確認を補う方法を検討してください。
操作に迷ったら教えてよいですか?
助言はできますが、助言した箇所を記録し、自力でできた結果と区別します。最初から場所を教えると、案内がなくても探せるかを確認できません。困り続ける場合は中断し、負担をかけないようにします。
意見が食い違ったら多数決で直しますか?
好みの票数だけで修正を決めません。実際に目的を果たせない問題か、誤解か、見た目の好みかを分け、影響とページの目的から優先順位を決めます。
確認が終われば公開承認も完了ですか?
初見の人による確認と公開承認は別です。料金や対応条件の事実、権利、表示と操作、残件を担当者が確認し、最終承認者が公開範囲を判断します。

福岡県出身、大学生時代からWEBデザインのフリーランスとして活動。
卒業後、WEBデザイン・コンサルティング会社で経験を積み、2013年に独立し「goap」を設立。
WEBデザインやマーケティング、コンサルティング業務を展開し、WEBサイトがホームページ大賞で最優秀賞を受賞。
2023年にAI・メタバース事業を追加した株式会社goapを設立。
現在まで300社以上のWEBサイトのデザイン・ディレクション・システム構築に携わらせていただきました。
Web制作・マーケティング業界のプロがお客様の悩みに寄り添って丁寧にヒアリングしますので、初心者の方でも安心してご相談ください!




