質問者さん
キタデジさん
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キタデジさん
表示速度の相談では、「利用中に困った場面」と「測定ツールの結果」を別々に記録することが出発点です。同じページでも端末や通信環境、測定条件によって結果が変わるため、単発の点数だけで原因や改修内容を決めないようにします。
- まず、重要なページと遅くなる場面を絞る。
- 実際の利用状況のデータと、条件をそろえた診断結果を区別する。
- 原因調査・改修・改修後の確認を分けて依頼する。
対象:ホームページの表示に不満があり、制作会社への相談を考えている事業者。専門的な改修手順ではなく相談前の整理を扱います。情報確認日:2026年10月20日。本記事では対象サイトの速度測定や改善効果の検証は実施していません。

「遅い」と感じた場面はどう記録する?
最初に、読者が使う重要なページで「何を待ったのか」を書き留めます。トップページだけでなく、サービスの説明や問い合わせ先へ進むページなど、事業上重要な入口を対象にしましょう。
以下はキタデジ編集上の提案です。正確な秒数を測れていない項目は「体感」と明記し、計測値のように扱わないでください。
| 記録項目 | 書く内容 | 相談に役立つ理由 |
|---|---|---|
| 対象と日時 | 公開URL、確認した日時 | 同じページを調べられる |
| 利用環境 | 端末、ブラウザー、Wi-Fi・携帯回線など | 特定の環境だけかを切り分ける |
| 待つ場面 | 最初の本文、画像、メニューへの反応など | 単なる読み込みと操作上の遅さを区別する |
| 再現条件 | 初回か再表示か、毎回か時々か | 再現できない症状も条件付きで伝えられる |
| 事業上の影響 | 料金を読めない、問い合わせ先に進めないなど | 修正の優先順位を考えられる |
画像が出るまで待つ場合と、ボタンが反応しない場合を分ける
画面の見た目が整うまでの待ち時間と、操作への反応の遅さは、症状として分けて伝えます。「ページ全体が遅い」だけでなく、「文章は出るが大きな画像が後から出る」のように、自分で確認した範囲を書く方法が有効です。
送信ボタンを試して確認する必要はありません。実際の問い合わせ送信を伴う確認は、運用担当者と方法を決めてから行います。
PageSpeed Insightsの結果は何を見て伝える?
測定結果を共有するときは、対象URL・モバイルかデスクトップか・測定日時に加え、実際の利用データとラボでの診断のどちらを見たのかを添えます。
Googleの公式説明では、PageSpeed Insightsは実際の利用状況に基づくフィールドデータと、管理された条件でのラボデータを扱います。フィールドデータは過去28日間の情報で、ラボデータは問題の診断に使う測定です。目的と対象が異なるため、両者が一致しないことがあります。出典:Google「About PageSpeed Insights」(最終更新2024年10月21日、2026年10月20日確認)。
実際の利用データが表示されないときは?
データがないことだけで「速い」「問題がない」とは判断できません。Googleの説明では、十分なデータがない場合、ページ単位の情報が表示されず、サイト全体に当たるオリジンのデータが使われることもあります。表示中のデータがそのURLのものか、オリジンのものかを確認しましょう。根拠は同じGoogle公式説明です。
ラボの点数は測定条件によって変動します。一度の低い点数を固定の性能と見なしたり、高い点数だけで全利用者の快適さを保証したりせず、体感の記録も合わせて共有します。
制作会社への依頼文に何を書く?
相談時点では、原因調査の依頼と、修正実施の依頼を分けると範囲が明確になります。以下は実在の相談を再現したものではなく、そのまま調整して使える依頼文例です。
表示速度について、まず原因調査の範囲と費用条件をご相談したいです。 対象URL: 確認日時・端末・ブラウザー・通信環境: 困っている場面: 初回/再表示、再現する頻度: 添付する測定結果:対象端末・日時・URL単位かオリジン単位か 優先して守りたい機能:問い合わせ導線、画像表示など 調査結果を受けてから改修の要否と実施範囲を決めたいです。 改修後の確認方法、費用に含む作業、対象外も教えてください。
測定サービスに渡すURLは公開ページに限定するなど、社内の情報管理ルールに従ってください。管理画面、認証用情報や個人情報を含むURLを共有資料へ不用意に貼らないようにします。
見積もりでは点数以外の何を確認する?
見積もりでは「どのページの、どの症状を、どの条件で確認するか」をそろえます。以下は比較のための編集上の確認項目です。価格の相場や一定の改善幅を示すものではありません。
- 調査:対象ページ数、対象端末、原因の報告方法が含まれるか。
- 実装:画像・テーマ・外部サービスなど、変更する範囲と対象外は何か。
- 確認:変更前後を同じ条件で比べ、表示や問い合わせ導線も確認するか。
- 復旧:不具合が出た場合の戻し方、確認担当、公開の判断者は誰か。
- 費用条件:調査のみの費用、追加作業、保守契約内外、税込・税別を確認できるか。
原因を確認せずにプラグインを増やしたり、複数の設定を一度に変えたりすると、影響を追いにくくなります。設定の変更自体は管理担当者と相談し、必要に応じて検証環境で確認します。速度の改善が検索順位や問い合わせ増加を保証するわけではありません。
最初は重要な1ページの症状を記録する
まず、事業上重要な1ページについて、端末・通信環境・待った場面を記録してください。測定結果があれば添え、調査から相談すると、必要な作業と優先順位を検討しやすくなります。
ホームページの表示や問い合わせ導線を含めて見直したい方は、キタデジのホームページ相談窓口へ、対象URLと困っている場面をお知らせください。
関連記事:スマートフォンで公開前に確認する項目。表示速度以外の文字・ボタン・入力欄の使いやすさも整理できます。
ホームページ表示速度の相談準備についてよくある質問
点数が低ければすぐ改修すべきですか?
点数だけで改修を決めず、重要なページで実際に困っている症状と合わせて判断します。測定条件や実際の利用データも確認し、事業上の影響と修正範囲を調査してから優先順位を決めましょう。
専門知識がなくても相談できますか?
確認したURLと利用環境、待った場面を伝えるところから相談できます。原因を推測して断定する必要はなく、「スマートフォンで画像が出るまで待つ」のように観察した事実を書けば十分な出発点になります。
PageSpeed Insightsで実際の利用データが出ないのはなぜですか?
十分なデータが集まっていない可能性があります。データがないことは速度に問題がない証明にはならず、URL単位とオリジン単位の表示も区別します。出典:Google公式説明(2026年10月20日確認)。
トップページだけを確認すればよいですか?
サービス説明や問い合わせ先へ進むページなど、重要なページも対象にします。ページごとに画像や機能が違うため、トップページの測定だけでサイト全体を判断しないようにしましょう。
相談時に改修まで申し込む必要はありますか?
原因調査と改修を分けて依頼できるか、依頼先に確認してください。調査の報告内容と費用、改修に進む判断のタイミングを事前に決めると、見積もりを検討しやすくなります。

福岡県出身、大学生時代からWEBデザインのフリーランスとして活動。
卒業後、WEBデザイン・コンサルティング会社で経験を積み、2013年に独立し「goap」を設立。
WEBデザインやマーケティング、コンサルティング業務を展開し、WEBサイトがホームページ大賞で最優秀賞を受賞。
2023年にAI・メタバース事業を追加した株式会社goapを設立。
現在まで300社以上のWEBサイトのデザイン・ディレクション・システム構築に携わらせていただきました。
Web制作・マーケティング業界のプロがお客様の悩みに寄り添って丁寧にヒアリングしますので、初心者の方でも安心してご相談ください!


