ホームページのメニュー名はどう決める?迷わず探せるナビゲーションの整理表


訪問者の目的に合うホームページのメニューを担当者が整理するイラスト
質問者さん

質問者さん

ホームページのメニューを「事業案内」にするか「サービス」にするか迷っています。何を基準に決めればいいですか?
キタデジさん

キタデジさん

まず、訪問者が何を探しに来るかと、その答えが載っているページを組み合わせましょう。メニュー名は、行き先の内容を想像できる言葉にすると整理しやすくなります。
質問者さん

質問者さん

社内では伝わっている呼び方を変えたほうがいいのでしょうか?スマートフォンでは、長い名前も入りません。
キタデジさん

キタデジさん

社外の人にも意味が伝わるかを確かめてから、内容が分かる範囲で短くしましょう。本文では、整理表と、PC・スマートフォンで探しやすさを確認する手順を紹介します。

ホームページのメニュー名は、「訪問者の目的」「行き先ページの内容」「表示する言葉」の順で決めると整理できます。社内の部署名やおしゃれな表現を、そのまま使う必要はありません。名前を変える前に、案内先のページに求める情報があるかも確認しましょう。

  • ページ一覧より先に、訪問者が探したい情報を書き出す。
  • メニュー名だけを読んでも、行き先をおおむね想像できる言葉を選ぶ。
  • 名前・並び・リンク先をそろえ、PCとスマートフォンの両方で確かめる。

対象読者:ホームページの制作・リニューアルを検討中で、メニューの呼び方や分類に迷う企業担当者。本記事はメニューを決めるための編集上の提案です。必要な項目数は事業・読者・掲載内容で変わり、名前の変更による検索順位や問い合わせ増加を保証するものではありません。

公式資料の情報確認日:2026年9月28日。以下の会社・メニュー案・確認用の依頼文は架空の例であり、実際の顧客事例や検証結果ではありません。

訪問者の目的に合うホームページのメニューを担当者が整理するイラスト
メニューは、訪問者が知りたい情報へ進むための案内です。イラストはAI生成。

最初に決めるのは、ページ名ではなく訪問者の目的です。「どんな仕事を頼めるか知りたい」「対応する地域を確認したい」「相談前に準備するものを知りたい」のように、探したい情報を短く書きます。

社内の部署構成は、初めて来る人には分からないことがあります。営業部や企画部という分類でページを作っていても、訪問者は自分の困りごとを解決できるサービスを探しているかもしれません。社内で管理しやすい分類と、サイトで探しやすい分類を照合しましょう。

制作会社へ「ページを増やしたい」と伝える前に、次のような目的のメモを用意すると、どこへ案内するかを話し合いやすくなります。

  • 初めての依頼者が、提供サービスと対応範囲を確認したい。
  • 比較中の担当者が、どのような制作・対応例があるか知りたい。
  • 相談する人が、問い合わせ方法や伝える項目を確認したい。

検索やアクセス解析で確認できた訪問目的と、社内で想定した目的は分けて記録します。データが少ない段階では、想定を仮説として扱い、問い合わせ担当者や内容を知らない人の確認で補います。

一つの目的に対して、情報が載るページとメニュー名の候補を並べます。行き先に答えがない場合は、メニュー名を先に直すより、ページの内容を整理することが必要です。

次は、設備点検・清掃・修繕を行う架空の会社の例です。項目の採用や名称の変更は、その会社が実際に提供する内容を確認してから判断します。

訪問目的と行き先を照合するメニュー整理表(架空の例)
訪問者の目的行き先ページに必要な内容メニュー名の候補社内で確認すること
何を依頼できるか知りたい設備点検・清掃・修繕の一覧と各サービスの説明サービス一覧一覧からそれぞれの内容へ進めるか
自分の地域が対象か知りたい実際の対応地域と対象外・要相談の条件対応エリア実際の営業条件と説明が一致しているか
相談から作業までの流れを知りたい確認・見積・契約・作業など実際の手順ご依頼の流れ各サービスで異なる手順を混同していないか
過去の対応例を見たい掲載許可があり、内容を確認できる事例対応事例実例がないのに実績として見せていないか
相談したい実際に受け付ける窓口と必要な入力項目お問い合わせ相談先とフォームの用途が合っているか

「サービス一覧」の中に詳しいページをまとめる方法も、特に重要なサービスをメニューへ直接載せる方法もあります。どちらが適切かは、読者の目的とページ数で判断します。すべてのページを一番上のメニューへ並べる必要はありません。

行き先ページに載せる情報が未整理なら、サービス紹介ページで伝えたい項目から内容を具体化できます。ページ同士のつながりを考える段階では、企業サイトの内部リンクの設計も参考になります。

訪問目的、行き先ページ、メニュー名を順に整理し、PCとスマートフォンで確認する四つの工程
訪問目的→行き先ページ→メニュー名→PC・スマートフォン確認の順に進めます。工程は編集上の提案です。

社外の読者が意味を理解でき、リンク先の内容と一致する言葉を選びます。「ソリューション」がいつでも悪いわけではありません。その言葉に慣れた読者を想定しているか、行き先で何を説明するのかが判断の基準です。

W3C WAIの「Link Purpose (In Context)」解説は、リンクの目的がリンク文または適切に関連付けられた文脈から分かることを説明しています。メニューのように周辺の説明が少ない場所では、名前自体から行き先を想像できるかを確かめると整理しやすくなります。

メニュー名を検討する際の比較例(編集上の提案)
迷いやすい呼び方の例候補変更する前の確認
第1事業部・第2事業部設備点検・清掃などのサービス名部署名を知らない読者も必要なサービスを選べるか
ソリューションサービス一覧、または具体的な提供分野対象読者が元の言葉を理解するか。行き先が何の一覧か
インフォメーションお知らせ、会社概要など実際の内容に合う名称新着情報と会社情報を同じページに混在させていないか
詳細はこちら料金・条件、サービスの内容など具体的にどの説明へ進むのか

「サービス内容・対象者・対応範囲・ご利用方法」のように説明を全部並べるより、代表する言葉をメニューへ置き、行き先ページの見出しで詳細を伝えます。ただし「案内」だけでは何の案内か分からない場合、短さより内容の明確さを優先します。

Google検索セントラルのリンクのベストプラクティスでも、リンクテキストは具体的で適度に簡潔であり、リンク先に関連するものが望ましいと説明されています。検索語を並べるのではなく、実際のページ内容を自然に表す名前にしましょう。

同じサービスページへのリンクが「事業案内」「製品」「解決策」と場所によって変わると、別のページだと思われる可能性があります。主メニュー・スマートフォンのメニュー・フッターで、同じ行き先の意味が一致するかを見ます。本文の文脈に応じた自然なリンク表現まで、すべて同一文字列にする必要はありません。

共通メニューは、ページが変わっても相対的な並びを保つことを基本にします。閲覧者が、次のページでも同じ場所を手掛かりに目的の情報を探せるようにするためです。

W3C WAIの「Consistent Navigation」解説は、複数ページで繰り返すナビゲーションの相対的な順序をそろえる考え方を示しています。下位のメニューを用意すること自体を禁止するものではありません。

サービス数が多いときは、似た目的で利用するものをまとめ、一覧ページや下位メニューから詳しい内容へ案内できます。分類名だけ見ても違いが分からない場合は、短い説明を一覧ページへ添えます。「企業向け」「個人向け」のように分けるなら、読者が両方に当てはまる場面も想定しましょう。

重要な情報を深い階層へ置く場合は、トップページや関連する本文からも必要に応じて案内します。すべてを同じ階層へ押し込むより、目的に応じた入口を用意できているかで判断します。

最適な項目数を先に決めるより、似た項目の重複、対象が曖昧な名称、ほとんど必要ない入口を整理します。少なくても内容が曖昧なら探しにくく、多くても分かりやすく分類されていれば目的を選べることがあります。

最初の案は、相談前に必要な目的がカバーされているかを優先して作ります。その後、実際の表示幅や操作で無理がないかを確認してください。

名前だけの会議で終えず、実際の画面または試作画面で確認します。制作に関わっていない人にも、探す目的だけを伝えて操作してもらうと、説明しないと伝わらない言葉を見つけやすくなります。これは少人数で行う確認の提案であり、統計的な効果検証ではありません。

  1. 目的を一つ渡す:例として「点検を依頼できる範囲を知りたい」と伝える。メニュー名や正解のページは先に教えない。
  2. 最初に選ぶ項目を見る:迷った名前、候補が二つあった場所、想像した内容を記録する。
  3. 行き先の内容を見る:ページの主見出しと内容が、メニューから想像したものと合うかを確かめる。
  4. スマートフォンでも繰り返す:メニューを開く場所、表示の切れ、下位項目への進み方、閉じ方を確認する。
  5. 修正候補を分ける:名前の問題、分類の問題、リンク先の内容不足、操作の不具合に分けて担当者へ伝える。

PCでは、キーボード操作で各メニューへ移動できるか、選択位置が分かるか、下位のメニューへ進めるかも確認します。スマートフォンでは、意図した項目をタップできるかを確かめます。問題があれば、現在のサイトの実装を担当者に確認してもらいましょう。

W3C WAIのMenus Tutorialは、メニューの構造・表示・マウスやキーボードによる操作を整理しています。名称を分かりやすくすることと、メニュー自体を操作できることは両方必要です。確認項目の一部に通っただけで、サイト全体がアクセシビリティ基準へ適合したとは判断できません。

対象:スマートフォンの共通メニュー「ソリューション」。確認したいこと:初めての依頼者が、設備点検を相談できるか判断できる名称にしたい。候補:「サービス一覧」。リンク先:設備点検・清掃・修繕の一覧ページ。要確認:変更後の見出しとの一致、PC・スマートフォン・フッターの名称とリンク先、キーボードでの操作。公開判断:試作画面で再確認してから。

文例は架空です。実際には対象URLや画面、現在の名前、期待する状態を添えます。制作前の共有事項をまとめる際は、ホームページ制作の依頼書の作り方も参考にしてください。

最初に、最も大切だと考える訪問目的を一つ選び、「行き先ページに答えがあるか」「メニュー名から内容を想像できるか」を確かめましょう。名前を短くする、分類を変える、ページの内容を補う、という対応を混同しないことが大切です。

変更した後も、記録した目的で探せるかを再確認します。アクセス数の増減だけを名称変更の成果と断定せず、変更日・内容・確認条件を残して、十分な期間のデータと合わせて判断してください。

ホームページ制作・リニューアルに向けてページ構成や案内する内容を整理したい場合は、現在のURL、扱うサービス、訪問者に探してほしい情報を添えて、キタデジへホームページ制作について相談することができます。相談時に、具体的な対応範囲と条件をご確認ください。

参考資料:W3C WAIのMenus Tutorial、Link Purpose (In Context)、Consistent Navigation、Google検索セントラルのリンクのベストプラクティス。いずれも2026年9月28日に本文を確認。本記事の表・工程・確認依頼文は、これらの公式説明を踏まえて整理した編集上の提案です。

行き先が提供サービスの一覧なら「サービス」、会社の複数事業の説明なら「事業案内」など、内容に合う言葉から選びます。どちらか一方が常に正しいわけではありません。想定読者がその名前から何を想像するかと、実際のページ内容を照合してください。

事業や掲載内容を問わず適用できる上限は、本記事では設けていません。訪問者の主な目的を案内できるか、似た項目が重複していないか、PCとスマートフォンで無理なく選べるかで判断します。サービスが多い場合は一覧ページや下位の分類も検討します。

想定読者が理解でき、行き先の内容が伝わるなら英語も候補になります。意味の分かりにくい語を雰囲気だけで選ぶと、どこへ進むか判断しにくくなります。必要なら日本語を添えるなどして、意味とデザインを両立させましょう。

画面の広さに合わせて表示方法を変えることはできます。ただし同じ行き先の名前や分類が食い違わないか、どちらでも必要なページへ進めるかを確認します。複数ページで繰り返すナビゲーションの相対的な順序をそろえる考え方は、W3C WAIのConsistent Navigationで説明されています。

メニュー名の変更だけで、検索順位やAIによる掲載・引用が改善するとは保証できません。内容が伝わるリンクテキストは、読者や検索エンジンがリンク先を理解する助けになるとGoogleの公式資料で説明されています。まず実際のページ内容と名前を一致させ、変更後の表示や確認可能なデータを見て判断しましょう。

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株式会社goap 代表取締役 相牟田 昂大

福岡県出身、大学生時代からWEBデザインのフリーランスとして活動。 卒業後、WEBデザイン・コンサルティング会社で経験を積み、2013年に独立し「goap」を設立。 WEBデザインやマーケティング、コンサルティング業務を展開し、WEBサイトがホームページ大賞で最優秀賞を受賞。 2023年にAI・メタバース事業を追加した株式会社goapを設立。 現在まで<strong>300社以上</strong>のWEBサイトのデザイン・ディレクション・システム構築に携わらせていただきました。 Web制作・マーケティング業界のプロがお客様の悩みに寄り添って丁寧にヒアリングしますので、初心者の方でも<strong>安心してご相談ください!</strong>