H2・H3見出しの作り方|企業サイトのSEOと読みやすさを整える


H1・H2・H3の見出し階層と、本文を点検する虫眼鏡のイメージ

見出しは、文字を大きくするためだけのものではありません。ページの話題と、その中に含まれる小さな話題の関係を伝える目印です。H2で大きなまとまりを作り、その説明を分ける必要があるときにH3を使うと、読者が必要な場所を探しやすくなります。

この記事は、企業サイトの担当者が記事やサービスページの構成を点検するためのガイドです。検索結果に出るタイトルの設定はSEOタイトルの整え方で扱い、ここでは本文の見出しを中心に説明します。

H1・H2・H3の見出し階層と、本文を点検する虫眼鏡のイメージ
見出し階層を整理するイメージ(AI生成)。

H1・H2・H3は何が違うのか

H1はページの主題、H2は主要な章、H3はその章の中の小見出しとして整理すると考えやすくなります。WordPressではテーマが記事タイトルをH1として表示する構成もあるため、本文へ同じタイトルのH1を重ねて入れる前に、実際の表示を確認してください。

W3Cの見出しに関する解説では、見出しによって内容の構成を伝え、階層に沿って入れ子にする考え方が示されています。H2の下をいきなりH4にするなど、下位へ進む際の飛び越しは、できる限り避けます。小さな章を終えて次のH2へ戻ることとは区別しましょう。

読者の疑問から見出しを組み立てる

ページで答える範囲を先に決める

「会社について何でも」ではなく、サービスの対象、依頼の流れ、準備するものなど、読者が知りたいことを並べます。別ページに十分な説明がある話題は、同じ長文を繰り返すより関連ページへ案内する方法もあります。

同じ大きさの話題をH2にそろえる

例えば「対象となる相談」「依頼の流れ」「相談前の準備」をH2にします。その中の具体例や手順が複数あるときにH3を付けます。章ごとの文字数を均等にするためだけに、不必要な項目を増やす必要はありません。

見出し直後に答えを置く

見出しが「相談前に必要なもの」なら、その直後で必要な情報を伝えます。長い前置きで答えを先送りせず、条件や例外を続けて説明しましょう。見出しを質問形にした場合も、本文がその質問に答えているかを確認します。

サービスページでの構成例

次の表は階層を考えるための架空の例です。実際に提供するサービスと確認済みの条件へ置き換えてください。

階層 見出しの例 説明する内容
H1 業務用設備の点検サービス ページ全体の主題
H2 点検の対象と対応範囲 どの相談に対応するか
H3 対象となる設備 上の章に含まれる具体的な区分
H3 事前確認が必要な条件 上の章の条件・注意点
H2 相談から点検までの流れ 次の大きな話題

表内のH1・H2・H3は説明用のラベルです。原稿作成時は、文字として「H2」と書くだけでなく、編集画面の見出し機能で階層を指定します。

曖昧な見出しを具体化する

  • 「特徴」だけなら、何の特徴かを補い「点検サービスの対応範囲」にする。
  • 「大切なこと」なら、本文に合わせ「相談前に確認する設備情報」にする。
  • 「まとめ」が長くなるなら、最後にしてほしい行動を明示する。

見出しだけを読んで内容を想像できるか確認します。地域名やサービス名を全ての見出しへ機械的に入れると読みにくくなるため、文脈上必要なところに自然に使います。根拠のない最上級や、本文で説明しない約束を見出しに追加しません。

WordPressで保存後に確認する項目

  1. 見出しブロックなどでH2・H3の階層を指定する。
  2. 見た目の大きさと構造の役割を分けて考える。
  3. 保存後に編集画面を再読込し、文章と階層が残るか見る。
  4. プレビューと公開画面で、見出し・本文・目次の対応を確認する。
  5. 目次がある場合は、リンク先の見出しへ移動できるか確かめる。

太字の段落は見出し要素と同じではありません。また、文字を小さくするためにH2をH4へ変えると構造まで変わります。表示調整が必要なら、制作担当へ意図を伝え、見出しの役割を保つ方法を相談してください。

SEO・LLMOでは構造と中身を一緒に整える

GoogleのSEOスターターガイドでも、読みやすく整理されたコンテンツが案内されています。見出しの個数だけを増やすのではなく、各章で必要な答えと根拠が伝わることを優先しましょう。

明確な見出しは情報を探す手助けになりますが、それだけで検索順位やAIの引用が決まるわけではありません。内容の正確さ、出典、関連ページへの案内も確認します。全体像はSEOとLLMOの基本ガイドで整理しています。

よくある質問

H2は何個が正解ですか?

固定数ではなく、ページで答える主要な話題に合わせます。同じ話題の重複や、本文のない見出しがないかを点検してください。

全てのH2の下にH3が必要ですか?

必要ありません。短い説明で完結する章なら、無理に小見出しを作らず、段落や箇条書きで整理できます。

見出しを変えたらすぐ検索結果に反映されますか?

サイトへの保存と検索サービス側の反映は別です。まず公開ページの内容を確認し、後日、同じ条件のデータで変化を観察します。

構成を整理して、必要な情報が伝わるページへ

対象URLと現在の見出し一覧、読者に伝えたいことを用意すると、改善箇所を相談しやすくなります。キタデジのお問い合わせページから、ページ構成で困っていることをお知らせください。

公式資料確認日:2026年9月18日。構成例と点検手順は本記事の実務上の提案です。

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株式会社goap 代表取締役 相牟田 昂大

福岡県出身、大学生時代からWEBデザインのフリーランスとして活動。 卒業後、WEBデザイン・コンサルティング会社で経験を積み、2013年に独立し「goap」を設立。 WEBデザインやマーケティング、コンサルティング業務を展開し、WEBサイトがホームページ大賞で最優秀賞を受賞。 2023年にAI・メタバース事業を追加した株式会社goapを設立。 現在まで<strong>300社以上</strong>のWEBサイトのデザイン・ディレクション・システム構築に携わらせていただきました。 Web制作・マーケティング業界のプロがお客様の悩みに寄り添って丁寧にヒアリングしますので、初心者の方でも<strong>安心してご相談ください!</strong>