会社概要ページは、初めてホームページを見た人が「誰が運営し、どのような事業を行い、どこへ相談できるか」を確かめる場所です。名称・所在地・事業内容・連絡先を、確認済みの情報でそろえることから始めましょう。
この記事では、北九州の中小企業が会社概要の原稿を整理し、変更後も情報を保つための手順をまとめます。掲載項目は実務上の提案であり、法定表示の網羅的な一覧ではありません。特定企業の実績や資格を示すものでもありません。

会社概要とサービス紹介は、答える疑問が違う
会社概要では運営主体と事業の全体像を伝えます。サービス紹介では対象者・提供範囲・依頼条件を詳しく説明します。会社概要にすべての営業説明を詰め込むより、短い事業説明から各サービスへ案内すると、情報を探しやすくなります。
例えば複数ブランドを運営する会社なら、「ブランド名」と「運営会社名」の関係を文章で説明します。別法人や提携先を、自社の事業所・自社の実績であるかのように並べないことも大切です。サービス側の整理はサービス紹介ページの7つの掲載項目を参考にしてください。
掲載前に確認したい基本情報
名称と運営主体
社名・屋号・ブランド名を区別し、正式表記を確認します。ロゴだけでは名称を読み取れない場合があるので、本文にも文字で記載しましょう。個人事業のサイトなら、会社であるように見せるために架空の法人名を付けず、実際の運営形態に沿って説明します。
所在地と連絡方法
本店、事務所、店舗、来訪先が異なる場合は、それぞれの役割を明記します。掲載する住所の確認と、訪問を受け付ける場所の確認は別です。来訪予約が必要な場合も、実際の運用に合わせて案内してください。入口や駐車場の説明は店舗アクセスページの作り方に分けると整理できます。
電話、問い合わせフォームなどは、現在受け付けている窓口を案内します。未確認の営業時間や返信期限は付けません。公開する必要のない担当者個人の連絡先を、原稿資料からそのまま転記しないようにします。
事業内容と沿革
事業内容は、業界外の人にも分かる言葉で短く説明します。社内でしか通じない略語は補足し、実際に提供している事業と、検討中の事業を区別しましょう。沿革を載せる場合は、創業・法人設立・移転などの出来事と年月を社内資料で確認します。
資格・許認可・実績などの根拠
掲載する場合は、誰に属する資格か、対象範囲や有効性、数字の集計条件を確認します。会社と個人の資格を混同したり、終了した認定を現在も有効であるように見せたりしないようにします。確認できない項目は、見栄えを整えるために推測で埋めません。
そのまま社内確認に使える情報整理表
まず非公開の作業表で資料と担当者をそろえ、その後に公開する項目を決めます。以下の「確認先」は例です。社内の実際の管理方法に合わせて調整してください。
| 情報 | 確認先の例 | 掲載時の確認 |
|---|---|---|
| 社名・屋号・ブランド | 会社の基本資料、事業責任者 | 運営主体との関係が分かるか |
| 所在地・来訪先 | 総務担当、店舗責任者 | 住所と訪問条件を区別したか |
| 事業内容 | 各事業の担当者 | 現行サービスだけを説明しているか |
| 沿革 | 当時の社内記録 | 出来事と年月が対応しているか |
| 資格・実績 | 証明資料、掲載許可の記録 | 名義・条件・期限・許可を確認したか |
| 連絡先 | 窓口の運用担当者 | 現在の受付先へ進めるか |
各行に「確認者」「確認日」「変更があったときの連絡先」を加えると、次回更新時に根拠を探す手間を減らせます。確認日は、実際に確認した日を記録します。
検索やAIに伝えるためにも、名称と文章をそろえる
Googleのユーザー第一のコンテンツに関する資料では、サイトや著者の背景、明確な出典など、読み手が信頼性を判断できる情報が挙げられています。会社概要を充実させれば必ず順位が上がる、という意味ではありません。本記事の表もGoogle指定の必須項目ではありません。
社名、ブランド、事業の関係を明確な文章で示し、画像にしか書かれていない重要情報は本文でも確認できるようにします。「北九州」「福岡」などの地域名を羅列するより、所在地と対応地域の違いを説明する方が読者の判断に役立ちます。これだけでAI検索への引用や紹介が保証されるわけではありません。
サービスや相談窓口へのリンクは、移動先が分かる文言にします。Googleのリンクに関する資料でも、文脈に合う説明的なリンクテキストが案内されています。
移転・名称変更・担当変更のときに確認する順番
- 変更内容と有効日、公開してよい情報を責任者に確認する。
- 会社概要、フッター、アクセス案内、問い合わせ先など、同じ情報を掲載する場所を洗い出す。
- 変更前後の情報と担当者を記録し、更新予定をそろえる。
- 保存後に公開ページを開き、旧情報の残りやリンク先を確認する。
- 社内資料や公開プロフィールにも変更が必要か、各管理担当者へ引き継ぐ。
外部サービスの情報更新は、それぞれの権限と手続きに従って行います。自社サイトを直しただけで、他のサービスも同時に更新されたとは判断しないでください。
会社概要ページのよくある質問
沿革や代表あいさつは必ず必要ですか?
この実務ガイドでは一律に必須とはしていません。最初は運営主体、事業内容、相談先を確認できるようにし、沿革やあいさつが読み手の理解に役立つ場合に追加します。法令などによる表示義務は業種や取引方法で別に確認が必要です。
会社が小さい場合、どう書けばよいですか?
規模を大きく見せる表現より、実際の事業と対応体制を具体的に説明します。架空の拠点、顧客、受賞歴を加える必要はありません。公開できる根拠と、相談できる内容を整理しましょう。
公開後はいつ見直しますか?
移転や窓口変更などの発生時に確認し、加えて社内で定期点検の担当と時期を決める方法があります。更新頻度そのものより、実際の情報と食い違いが残らない運用を優先してください。
北九州で会社情報を整理したホームページを作るには
まず会社概要の各項目について、資料と確認担当者をそろえましょう。ページの文章を先に飾るより、名称・事業・窓口の関係を確かめることで、制作担当者へ渡す原稿が具体的になります。
ホームページの会社情報や案内の整理を検討している方は、キタデジのお問い合わせページから、対象URLと見直したい内容をお知らせください。
公式資料確認日:2026年9月16日。表と確認手順は本記事の実務上の提案です。

福岡県出身、大学生時代からWEBデザインのフリーランスとして活動。
卒業後、WEBデザイン・コンサルティング会社で経験を積み、2013年に独立し「goap」を設立。
WEBデザインやマーケティング、コンサルティング業務を展開し、WEBサイトがホームページ大賞で最優秀賞を受賞。
2023年にAI・メタバース事業を追加した株式会社goapを設立。
現在まで300社以上のWEBサイトのデザイン・ディレクション・システム構築に携わらせていただきました。
Web制作・マーケティング業界のプロがお客様の悩みに寄り添って丁寧にヒアリングしますので、初心者の方でも安心してご相談ください!


