質問者さん
キタデジさん
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キタデジさん
ホームページの動画は、作業の動きや利用の流れなど、静止画と文章だけでは伝わりにくい内容に使うと目的を定めやすくなります。料金・対象者・受付条件など、読者が比較や確認に使う情報はHTMLの本文にも記載し、動画を再生しなくても判断できるページにしましょう。
- 撮影前に「誰が何を理解する動画か」を一つ決める。
- 絵コンテと一緒に、字幕・音声・文字による説明を準備する。
- 見積条件と更新担当をそろえ、公開画面で再生と内容を確かめる。
対象読者・前提:自社のサービス紹介ページへ録画した動画を掲載したい中小企業の担当者。以下の表はキタデジ編集上の提案で、制作実績や費用の相場を示すものではありません。ライブ配信や専門的なアクセシビリティ適合監査は対象外です。
情報確認日:2026年10月19日

動画を作る前に、伝える役割を決める
最初に、動画を見終えた人が何を理解できればよいかを決めます。「設備が動く様子を知る」「相談から利用までの順序が分かる」など、ページ内の疑問と結び付けてください。動画を載せること自体を目標にすると、必要な説明が抜けやすくなります。
仮のケースとして、作業サービスの紹介なら、動きは動画、対応範囲と依頼条件は本文、連絡先はページ上のリンクで示す分担が考えられます。文章だけで十分に伝わる案内や頻繁に条件が変わる情報は、動画化する前に本文の改善を検討できます。
動画だけに大切な条件を閉じ込めない
対象者、対象外の作業、必要な準備、料金の条件、問い合わせ方法は、該当する本文にも残します。動画内の説明と本文で内容が変わった場合は、担当者が両方を照合し、古い案内を公開したままにしないようにします。
撮影前に使う、場面と説明の準備表
撮りたいカットだけでなく、その場面を見られない・聞けない人へどう伝えるかも記入します。W3CのWAI資料は、制作初期から字幕、音声による説明、トランスクリプト、プレーヤーを計画する考え方を示しています。出典:W3C WAI「Planning Audio and Video Media」(2024年9月17日更新)。以下は、その考え方を日常の準備に落とし込んだ編集上の整理表です。
| 準備項目 | 記入すること | 確認担当へ聞くこと |
|---|---|---|
| 目的と読者 | どのページの、どの疑問を補うか | 動画がなくても本文で要点が分かるか |
| 場面 | 場所・動作・必要な撮影対象 | 危険な実演や非公開情報が映らないか |
| 話す内容 | 承認済みの説明文と正式名称 | 現行のサービス条件と一致するか |
| 音声・文字の説明 | 発話、意味のある音、重要な視覚情報 | 字幕や説明で意味が欠けないか |
| 掲載許可 | 出演者・施設・素材・音楽の利用範囲 | Web掲載と再編集の扱いを確認したか |
| 更新・保管 | 元データ、承認版、掲載先、担当者 | 条件変更時に誰が差し替えるか |
撮影対象に顧客の書類、名札、端末画面、他社の制作物が含まれるときは、映してよい範囲を先に確認します。許可や権利の判断がつかない素材を、編集で後から何とかする前提にしないでください。
字幕・文字起こし・視覚情報の説明はどう分ける?
字幕は主に音声の内容を動画と同期して伝え、トランスクリプトは内容を文字で読める形にします。重要な操作や変化が映像だけで示される場合は、その視覚情報を伝える説明も必要です。動画の内容や適合目標によって必要な対応は異なり、本文の文字起こしだけで全ての要件を満たすとは限りません。
自動生成した字幕を使う場合も、正式名称、数字、否定表現、話者、意味のある音が正しく伝わるかを人が確認します。W3C WAI「Captions/Subtitles」(2024年9月17日更新)は、自動字幕も正確性の確認が必要であることを説明しています。
音を消す確認と、映像を見ない確認を分ける
まず音声を消して字幕から内容が分かるかを確認し、次に音声や説明文から重要な動作の意味が分かるかを確かめます。どちらか一方で理解できたことを、すべての読者に伝わる証拠として扱わないようにしましょう。
制作費用を比べるときは、作業範囲をそろえる
動画の見積は、金額だけでなく撮影・編集・掲載・修正の範囲をそろえて比べます。同じ長さの動画でも、撮影場所、出演人数、音声収録、字幕や説明の制作、修正回数、元データの受け渡し、更新対応によって作業が変わります。
- 自社で用意する素材と、依頼先が制作する素材を分ける。
- 字幕の確認、文字の説明、掲載画面の確認を誰が担当するか決める。
- 初期制作費、掲載に伴う費用、将来の差し替え費用を分けて確認する。
- 税込・税別、納品形式、利用範囲、追加修正の条件を見積書で照合する。
スマートフォンで撮影する場合も、説明の正確性、音声、許可、更新の確認は残ります。専門的な撮影や編集を依頼するかは、目的と自社で確保できる作業を整理して判断してください。
公開前はページ全体で再生と読める情報を確認する
完成した動画ファイルだけでなく、実際に掲載するページで確認します。既存のプレーヤーで再生・停止・音量・字幕などの操作が使えるか、スマートフォンで説明文や問い合わせ先が読みやすいかを点検しましょう。
- タイトル、本文、動画、字幕で名称と条件を照合する。
- PCとスマートフォンで表示、再生開始、操作、読み込みを確かめる。
- キーボードでも再生や停止などの操作ができるか確認する。
- 再生できないときにも、本文でサービスの要点と連絡先を確認できるか読む。
- 元データ、公開版、確認日、差し替え担当を保管する。
読み込みや操作に問題がある場合は、掲載方法を制作・運用担当者と相談します。動画を増やす前に、必要な情報に到達できるページであるかを優先してください。
最初は、一つの疑問に答える準備表を作る
まず対象ページを一つ選び、「動画で見せること」「本文で伝えること」「確認担当」を書き出しましょう。撮影前に承認できる部分を増やすと、依頼範囲も具体的になります。
ページ内の情報整理から相談したい方は、キタデジへのホームページ制作・運用相談へ、対象ページと伝えたい内容をお知らせください。
関連記事:サービス紹介ページで相談前に伝えたい7項目。参考資料は本文中のW3C WAI資料です。画像は生成した概念イラストで、実際の顧客・撮影実績・管理画面ではありません。
ホームページの動画掲載準備についてよくある質問
動画はすべてのサービスページに必要ですか?
すべてのページに動画が必要なわけではありません。動きや流れを見せる価値があるか、文章や写真で十分か、更新作業を続けられるかで判断します。
動画の長さは何分にすればよいですか?
伝える疑問と必要な場面を決めてから長さを検討します。一律の分数を先に決めず、不要な説明を削り、必要な条件は本文でも読めるようにします。
自動字幕があれば確認は不要ですか?
自動字幕も人による確認が必要です。名称、数字、否定、意味のある音などを照合してください。W3C WAIの字幕資料でも正確性の確認を説明しています。
料金や受付条件を動画だけで案内してもよいですか?
比較や確認に使う条件は、本文にも記載する運用を勧めます。動画を再生できない読者にも伝わり、条件変更時に動画と本文の不一致を確認しやすくなります。
撮影を外部へ依頼する前に何を用意しますか?
目的、読者、撮りたい場面、説明文、掲載許可、字幕などの対応範囲、確認担当を用意します。未確定の内容は未確定と示し、確定後の再編集条件も相談してください。

福岡県出身、大学生時代からWEBデザインのフリーランスとして活動。
卒業後、WEBデザイン・コンサルティング会社で経験を積み、2013年に独立し「goap」を設立。
WEBデザインやマーケティング、コンサルティング業務を展開し、WEBサイトがホームページ大賞で最優秀賞を受賞。
2023年にAI・メタバース事業を追加した株式会社goapを設立。
現在まで300社以上のWEBサイトのデザイン・ディレクション・システム構築に携わらせていただきました。
Web制作・マーケティング業界のプロがお客様の悩みに寄り添って丁寧にヒアリングしますので、初心者の方でも安心してご相談ください!


