ホームページの写真撮影を依頼する前に|掲載場所別のカット表と確認手順


掲載する写真とウェブ画面を見ながら撮影内容を相談する事業者と撮影者のイラスト
質問者さん

質問者さん

ホームページを作るので写真を撮ってもらいたいのですが、何をお願いすればよいでしょうか?
キタデジさん

キタデジさん

まず掲載するページと、写真で伝えたい内容を決めましょう。必要な場面をカット表にすると、撮り忘れを減らしやすくなります。
質問者さん

質問者さん

きれいな写真があれば十分ですか?スマホでは端が切れるのも気になります。
キタデジさん

キタデジさん

画面での使い方に合う構図や余白も大切です。掲載場所別の準備表と、納品後に確認する順番を紹介します。

ホームページ用の写真撮影は、写真の枚数より先に「どのページで、何を伝えるか」を決めると依頼内容が整理できます。トップの横長画像と商品詳細の写真では必要な構図が異なるため、掲載場所・縦横・切り抜きの想定を撮影前に共有しましょう。

  • ページごとに伝える内容と必要な場面をカット表にする。
  • スマホでの切り抜き、人物・場所の掲載、使用範囲を撮影前に確認する。
  • 納品後は実際の画面で見え方と画像容量を点検する。

対象読者・前提:新規制作やリニューアルに向けて、店舗・商品・サービス・社員の写真を準備する担当者。既存素材を選ぶ作業ではなく、新しく撮影を依頼する段階を扱います。カット表と依頼文は編集上の提案で、実在のお客様の事例ではありません。

情報確認日:2026年10月1日

掲載する写真とウェブ画面を見ながら撮影内容を相談する事業者と撮影者のイラスト
生成した概念イラストです。実際の店舗・顧客・制作実績ではありません。

ホームページの写真は、まず何を伝えるか決める

先にページの役割を決め、文章だけでは伝わりにくい内容を写真で補います。たとえばサービスの進め方なら作業の場面、来店前の不安なら入口や店内、商品の選択なら形・サイズ感・使い方が候補です。雰囲気だけの写真で全ページを埋めず、読者の判断に必要な写真を優先します。

Googleの画像SEOガイドも、画像と周囲の文章の関連性、画質、表示速度などを説明しています。ただし、きれいな写真の掲載だけで検索順位やサムネイル表示が保証されるわけではありません。出典:Google検索セントラル「Google画像検索のSEOベストプラクティス」(更新2026年3月3日、確認2026年10月1日)。

撮影前にページ構成を共有する

まだデザインが確定していなくても、「トップで使う大きな写真」「サービスの流れ」「会社紹介」程度の区分を撮影者へ渡せます。大きな画像に文字を重ねる予定なら、文字を置く左右の余白も共有してください。最終の切り抜き位置は制作担当者と相談し、重要な被写体を端に寄せすぎない案を検討します。

掲載場所別のカット表をどう作る?

一つのカットにつき、掲載場所・内容・構図・確認事項を一行で書きます。以下は架空の小規模店舗の例です。全部撮影する決まりではなく、自社で必要な行だけ採用してください。

掲載場所 伝えたい内容・撮る場面 構図の相談 撮影前の確認
トップ サービスの雰囲気が分かる接客・店内 横長、文字を置く側に余白 来店者が写らない時間帯
サービスページ 説明、作業、完成物などの流れ 工程が分かる近景と全景 掲示物や書類の情報が写らないか
商品ページ 商品全体と特徴の近接写真 正面・側面・使用場面を必要に応じて 写真の商品と販売する内容の一致
会社紹介 担当者・仕事の様子 横と縦の使い方、人数や位置 本人の掲載確認、後の差し替え方
アクセス 建物の外観と入口 初めて来る人が目印を見つけられる角度 営業時間中の撮影可否・周囲の写り込み

「必須」「あるとよい」を分け、優先順を付けます。撮影場所や着替え、片付け、天候が変わる場面はまとめて予定を相談すると、当日の段取りが見えます。撮影時間や費用は場所・カット数・人数・編集・再撮影条件などで変わるため、一律の金額や時間は前提にしません。

掲載場所、カット表、撮影条件、掲載画面の順に写真撮影を準備する4段階の図
キタデジ編集上の確認手順。重要な項目は本文にも説明しています。

撮影を依頼する前に共有する条件

写真の使い道と納品条件まで共有すると、撮影後の認識違いを防ぎやすくなります。人物や場所の掲載可否を事前に確認し、Web以外にも使うならその範囲を撮影者と相談します。利用条件を確認していない写真を、自由に加工・再配布できるものとして扱わないでください。

撮影依頼文の例

次は編集上作成した依頼文のひな形です。実際の条件に直して使います。

目的:新しいホームページでサービスの内容を伝える写真を準備したいです。
掲載予定:トップ、サービスの流れ、会社紹介、アクセス。
優先カット:入口、作業の全景、特徴が分かる近景、担当者。
構図:横長画像を基本に、必要なものは縦位置も相談したいです。
文字を置く位置:トップ画像の右側を想定しています(未確定)。
確認したい条件:撮影時間、編集範囲、納品形式、元データの扱い、
Web・紙媒体での使用範囲、差し替えや再撮影の条件。
当日の担当:掲載可否と撮影内容を確認できる担当者を決めます。

人物・書類・背景も点検する

担当者は、画面・名札・書類・予約表などに公開しない情報が写っていないか確認します。生成した人物画像を実際のスタッフや顧客として掲載することも避けます。判断が必要な利用条件は、撮影者・掲載対象者・社内責任者に確認したうえで進めてください。

納品後はPCとスマホの掲載画面を確認する

納品された写真だけで合否を決めず、掲載予定の場所に入れた状態で確認します。PCでは全体が見えていても、スマホの縦長画面では顔や商品が切れることがあります。画面ごとに同じ切り抜きでよいか、別カットが必要かを見比べましょう。

  1. カット表の必須項目がそろっているか照合する。
  2. 人物・商品・背景に公開してはいけない情報や誤解がないか見る。
  3. PCとスマホで、被写体・重ねた文字・余白を確認する。
  4. 用途に合う大きさでWeb向け画像を用意し、表示速度を点検する。
  5. 元データ、掲載用ファイル、使用条件、差し替え担当を整理する。

小さい写真を大きく引き伸ばすと、見え方に問題が出ることがあります。一方、撮影時の大きなファイルをそのまま全ページに使う必要はありません。画質と表示負荷の両方を見る考え方は、前掲のGoogle公式資料でも説明されています。

最初に取り組むこと:必要な3場面を決める

まず掲載したいページを一つ選び、そのページで伝える場面を3つほど書き出します。次に構図・余白・掲載可否を追記して、制作担当者と撮影者へ共有してください。枚数を増やす前に、読む人の判断に役立つ写真かを確かめましょう。

ホームページ制作に向けてページ構成と写真の準備を整理したい方は、キタデジへのホームページ制作相談から、掲載予定の内容と現在の素材の状況をお知らせください。撮影サービスの提供や費用は、この本文で確約するものではありません。

関連記事:ホームページの原稿・写真を整理する素材棚卸し/画像の代替テキストを考える方法。

ホームページの写真撮影についてよくある質問

スマホで撮った写真でもホームページに使えますか?

使う場所に合う画質と構図で、内容が正確なら候補になります。大きなトップ画像や細部を見せる商品写真では、実際の表示サイズで確認してください。必要なカットが撮れない、暗い、ぼけるなどの課題があれば撮影方法を相談します。

写真の必要枚数は何枚ですか?

必要枚数はページの役割と伝える場面で変わります。全体の枚数を先に固定せず、カット表の必須項目を数え、切り抜き違いや予備を相談してください。

縦と横の写真を両方お願いすべきですか?

掲載場所ごとに必要なら両方を相談します。横長写真をスマホで切り抜いても大切な部分が残る場合は、別の縦写真が不要なこともあります。完成画面の想定を撮影者に共有して判断しましょう。

撮影費用は何で変わりますか?

撮影場所・移動・拘束時間・カット数・人物の準備・編集範囲・使用条件などが費用を左右します。見積もりでは納品形式や再撮影の扱いも同じ条件で比べます。本稿は相場や特定の撮影料金を提示していません。

撮った写真をチラシやSNSにも使えますか?

撮影時に取り決めた利用条件の確認が必要です。Web以外の媒体、加工、利用期間、人物の掲載についても、撮影者と関係者へ使用範囲を確認してから使います。

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株式会社goap 代表取締役 相牟田 昂大

福岡県出身、大学生時代からWEBデザインのフリーランスとして活動。 卒業後、WEBデザイン・コンサルティング会社で経験を積み、2013年に独立し「goap」を設立。 WEBデザインやマーケティング、コンサルティング業務を展開し、WEBサイトがホームページ大賞で最優秀賞を受賞。 2023年にAI・メタバース事業を追加した株式会社goapを設立。 現在まで<strong>300社以上</strong>のWEBサイトのデザイン・ディレクション・システム構築に携わらせていただきました。 Web制作・マーケティング業界のプロがお客様の悩みに寄り添って丁寧にヒアリングしますので、初心者の方でも<strong>安心してご相談ください!</strong>