質問者さん
キタデジさん
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キタデジさん
サイト内検索の導入は、ページ数だけで決めず、「読者が何を探すか」「既存の導線で見つかるか」「検索結果を適切に保てるか」で判断します。記事・商品・資料などが増え、名称やテーマを指定して探す読者がいる場合は検討しやすくなります。重要な情報が少数のページにまとまっている場合は、メニューや一覧ページの整理から始める方法もあります。
- 訪問者の言葉と、見つけてほしいページを先に組み合わせる。
- 検索欄の設置後は、結果の内容・行き先・ゼロ件時の案内を確認する。
- 更新時に再確認する検索語と担当者を決め、メニューや内部リンクも維持する。
対象読者:企業ホームページの記事やサービス情報が増え、サイト内検索の新設・見直しを検討している担当者。本文の判断表と確認手順は編集上の提案です。検索機能の提供範囲・費用・対応できる言葉は、利用中のサイトと実装方法で確認してください。
公式資料の情報確認日:2026年9月29日。以下の会社、検索語、期待する行き先は架空のテスト例であり、実際の顧客事例やキタデジの検索機能の検証結果ではありません。
サイト内検索が役立つのは、どんなホームページ?
訪問者が名称・テーマ・型番などの言葉を思い浮かべていて、複数のページから該当する情報を探すホームページで、サイト内検索は候補になります。検索欄を追加する前に、実際に探される情報がサイトに載っていることも確認しましょう。
「探したい言葉が分かる人」と「何を選ぶか迷う人」を分ける
「製品Aの取扱説明書」「駐車場」「納期」のように目的が具体的な読者は、言葉を入力して探せます。一方、初めて依頼する人が「自分の課題にはどのサービスが合うか」を知りたい場合、検索語を思い付かないこともあります。サービス一覧や状況別の案内が必要かを、検索機能と併せて考えます。
サイト内検索は、自社サイトの中を探すための機能です。Googleなどからサイトへ来てもらうための検索対策とは、確認する対象が異なります。検索欄を付けたことだけで、GoogleやAI検索からの流入が増えるとは判断できません。
情報への到達手段は、検索以外にも用意できる
W3C WAIの「Multiple Ways」(WCAG 2.2の達成基準2.4.5の解説)は、一連の手続きの一部などを除き、ページを見つける複数の手段を説明しています。例には検索、関連ページへのリンク、サイトマップなどがあり、検索欄をすべてのサイトへ一律に設置するという意味ではありません。
読者が選べる入り口を確認する際は、ホームページのメニュー名と行き先を整理する方法も役立ちます。メニューの言葉が伝わっていない問題と、大量の情報から目的のページを探す問題を分けて整理すると、依頼内容が明確になります。
導入前に「訪問者の言葉・行き先・既存導線」を表にする
サイト内検索を検討する最初の資料は、探す言葉と期待する行き先をまとめた表です。検索を付けた後の合否も、この表を基準に確認できます。
次は、設備の点検・修理を扱う架空の会社の整理例です。「検索結果の確認」は実際に測定した結果ではなく、試作・導入時に確かめる項目です。
| 訪問者が使いそうな言葉 | 期待する行き先 | 既存の導線 | 検索結果で確認すること |
|---|---|---|---|
| 空調 点検 | 空調設備の点検サービス | サービス一覧から到達できる | 現在のサービス案内が見つかり、内容が一致するか |
| 対応エリア | 実際の対応地域と条件の案内 | 共通メニューから直接到達できる | 検索を使わなくても見つかる導線があるか |
| 製品A 説明書 | 対象製品の資料案内 | 製品ごとの一覧が深い階層にある | 資料案内が見つかるか。PDF本文まで検索する必要があるか |
| 異音 | 点検の案内や症状別の記事 | 記事一覧は日付順のみ | 読者が使う症状の言葉で関連情報を探せるか |
| 受付時間 | 現在の問い合わせ窓口の案内 | 問い合わせページに記載 | 過去のお知らせだけを案内していないか |
検索を急がず、一覧や本文を整える方がよいケース
数ページの企業紹介サイトで、必要な情報へ共通メニューから進める場合は、検索の追加よりもリンク名や掲載内容の改善を先に検討できます。また、探したい情報自体が未掲載なら、検索機能では補えません。
検索結果の点検担当が決まらない、過去の案内と現在の案内が区別できない、といった状態も準備が必要です。まず重要な行き先と更新の担当を整理し、その後に検索で補う範囲を決めましょう。ページ数だけで「何ページ以上なら必須」と線引きする必要はありません。
制作会社へ依頼する前に、検索の対象範囲を決める
サイト内検索で何を見つけたいかを、ページの種類まで指定します。「サイト内を全部検索したい」だけでは、必要な資料が対象に含まれるか、表示させたくない情報があるかを判断しにくくなります。
WordPress公式ドキュメントの「Search block」では、ページや投稿へ検索ウィジェットを置く機能と、ラベル・ボタン等の設定を説明しています。ただし、検索欄を配置できることだけから、自社サイトで必要な検索対象や結果の並び順が満たされるとは判断せず、利用中の構成で確認します。
- 含める情報:サービスの固定ページ、記事、製品・資料の案内など、読者に見つけてもらいたい情報。
- 別途確認する情報:PDF本文、商品型番、独自の入力欄など、ページ上に存在していても検索対象に含まれるか確認が必要な情報。
- 公開範囲:一般公開、会員向け、社内向けなどの区分と、利用者ごとに見せてよい内容。
- 結果の見せ方:ページ名、内容が分かる短い説明、記事・資料などの種類、日付や現在有効な情報の区別。
- 運用:ページの追加・更新・削除が検索結果へ反映される方法と、反映に時間がかかる場合の確認手順。
日本語の表記違い、複数の言葉を入れた場合、絞り込み機能なども、必要な用途があれば依頼項目に含めます。自動で対応できるとは仮定せず、費用・保守範囲と併せて確認してください。テーマやプラグインを試しに本番へ追加する前に、確認項目を制作会社や保守担当へ渡す方法が取れます。
検索語のテストは、期待するページを決めてから行う
公開前の試作や既存サイトの確認では、検索語ごとに「何が見つかれば役に立つか」を決めてから入力します。結果が表示されたという理由だけで、問題なしとはしません。
次の表は架空のテスト例です。言い換えにどこまで対応するかは、検索方式と必要な用途で変わります。対応していない場合は、その事実を記録し、案内や本文の言葉を改善するか、機能の見直しが必要かを分けて判断します。
| 入力する言葉 | 期待する内容 | 確認の観点 | 結果が合わないときの検討 |
|---|---|---|---|
| 空調 点検 | 該当サービスの案内 | 関連する現在のページが見つかるか | 掲載内容・検索対象・結果の並び方を確認 |
| エアコン 点検 | 同じサービスを探せる案内 | 読者の言い方で探せるか | 言い換えへの対応範囲や本文の説明を確認 |
| 製品A 説明書 | 対象製品の資料案内 | 別製品や古い版と区別できるか | 資料の名称・対象製品・版の案内を確認 |
| 存在しない製品名 | 見つからないことが分かる案内 | 無関係な情報を正解のように出さないか | ゼロ件時の文言や代わりの導線を確認 |
| 受付時間 | 現在の受付案内 | 古い臨時案内だけが目立たないか | 現在の案内と過去のお知らせの表示を確認 |
入力・結果・行き先を一続きで確かめる
- 検索欄を見つける:PC・スマートフォンで、どこに入力すればよいか分かるか確認します。ラベルやボタンの意味、文字の読みやすさも見ます。
- 言葉を入力する:選んだ検索語を入力し、検索ボタンやEnterキーで進めるか確かめます。キーボード操作で入力欄や結果リンクへ移れるかも確認します。
- 結果を読む:ページ名と説明から行き先を判断できるか、目的と違うページが目立たないか確認します。結果一覧が複数ページになる場合は、その先も確認します。
- 行き先を開く:期待する本文へ進めるか、リンク切れや意図しないログイン画面がないか確かめます。実際の本文が古いままなら、検索結果だけ直して完了にしません。
- 記録する:確認日、端末、入力語、表示されたページ、問題、担当、再確認日を残します。
検索欄が見つからない問題、結果が適切でない問題、行き先の内容が不十分な問題は、別の欄に記録します。原因を分けると、表示の調整・検索対象の見直し・本文の改善のどれを依頼するか整理できます。
ゼロ件・古いページ・公開範囲は、どう確認する?
検索結果の確認では、正しく見つかる検索語だけでなく、見つからない場合と、表示させたくない情報も確認します。検索は別のページへ進む入り口なので、結果一覧と行き先の両方が対象です。
ゼロ件のときは、次の探し方を案内する
該当する結果がない場合は、見つからなかったことが分かる表示を確認します。その上で、短い言葉へ変える案内、サービスや記事の一覧、必要に応じた問い合わせ先など、読者が次に進める選択肢を用意します。
無関係なページを「おすすめ」のように出すだけでは、目的の情報があるか判断しにくくなります。ゼロ件になった言葉の記録を使う場合は、検索語に個人情報が入る可能性を考え、閲覧できる担当や保存する内容を決めます。
古いページが出たら、現在の案内と区別できるかを見る
過去のお知らせを残す必要がある場合は、日付や本文の説明から、現在の受付・提供条件と区別できるか確認します。検索結果に日付が出ていても、行き先の本文が現行の案内と誤解される場合は、ページの扱いを保守担当へ相談します。
リニューアルでURLを変更したページがある場合は、検索結果から古いURLへ進んだときも確認対象です。変更前後の行き先を整理する際は、ホームページリニューアルのURL対応表と確認手順を参考にできます。
公開対象でない情報は、結果と本文の両方で確認する
会員向け・社内向けの情報がある場合は、権限のない閲覧者にタイトル・抜粋・本文が見えないことを、管理者のログイン状態とは分けて確認します。一般公開の画面で確認する担当と、権限ごとの点検担当を決めてください。
検索結果から外すだけで、ページやファイルの閲覧制限が十分になるとは扱いません。URLを知っている人の閲覧なども含め、必要なアクセス制限を管理担当へ確認します。本記事の確認表は、セキュリティ全体の保証や点検の代わりになるものではありません。
公開後は、更新のたびに同じ検索語で再確認する
最初に決めた検索語を、ページの追加・変更・削除後にも使います。毎回すべてのページを細かく確認するのが難しい場合は、重要なサービス、受付案内、よく使う資料への行き先から確認する範囲を決めます。
| きっかけ | 確認すること | 記録する内容 |
|---|---|---|
| 新しいページ・資料を追加 | 対象の言葉で新しい案内が見つかるか | 検索語、期待するページ、確認日、反映状況 |
| 受付や提供条件を変更 | 現在の情報へ進めるか。古い案内と区別できるか | 変更したページ、検索結果と本文の差分 |
| ページ削除・URL変更 | リンク切れや不要な旧URLが残っていないか | 変更前後のURL、対応担当、再確認結果 |
| 検索しにくいという連絡を受けた | 使われた言葉と端末で問題を再現できるか | 個人情報を除いた検索語、操作、改善候補 |
効果を確認する場合は、検索の利用、ゼロ件、結果リンクの利用、問い合わせの完了を区別します。既存の計測で取得できるものを先に確認し、取得できていない数値は推測しません。検索が使われない理由も、必要がない・見つけにくい・別の導線が使われているなどが考えられるため、利用数だけで良し悪しを決めず、実際の操作と併せて判断します。
まずは、重要な情報を探す確認表を作る
サイト内検索を検討するときは、読者が使う言葉、期待するページ、現在の入り口を一枚の表にまとめるところから始めましょう。その表を使い、必要性、検索対象、結果の内容、更新後の確認まで一続きで判断します。
制作会社へは、次の内容を渡すと相談を具体化できます。項目数や検索語の数は、サイトの規模と重要な情報に合わせて調整してください。
読者が探したい情報は○○です。入力語の候補と期待する行き先を表にしました。現在のメニュー・一覧で見つかるか、検索が必要かを一緒に確認したいです。検索を用意する場合は、対象ページ、結果の表示、ゼロ件時の案内、公開範囲、更新後の点検方法、初期・運用の費用範囲をご説明ください。
ホームページの情報の探しやすさを見直したい場合は、現在のURLと、見つけてもらいたいページを整理して、キタデジへホームページ制作・改善について相談することができます。検索機能が必要かも含めて、現状を共有してください。
参考資料:W3C WAI「Understanding SC 2.4.5: Multiple Ways」(ページ記載の更新日:2026年4月5日)、WordPress.org「Search block」(ページ記載の最終更新日:2026年7月23日)。確認日:2026年9月29日。本文の判断表・テスト例・依頼文は編集上の提案です。
ホームページのサイト内検索についてよくある質問
企業ホームページにサイト内検索は必須ですか?
サイト内検索をすべての企業ホームページへ一律に付ける必要があるとは限りません。読者が探す情報と既存の到達手段を確認し、検索で補える課題があるか判断します。W3C WAIのMultiple Waysの解説も、検索以外にリンクやサイトマップ等の方法を示しています(2026年9月29日確認)。
何ページ以上ならサイト内検索を付けるべきですか?
ページ数だけで一律に決める基準は、本記事では設けていません。ページの種類、読者が探す言葉、メニューや一覧からの探しやすさ、結果を維持する体制で判断します。少ないページでも資料や型番で探す必要があり、多いページでも分かりやすい一覧で目的を選べる場合があります。
WordPressの検索欄ならPDFや商品情報も探せますか?
必要なPDF本文や商品情報が検索対象になるかは、利用中の検索方式・設定で確認が必要です。WordPressのSearch blockの公式説明は検索ウィジェットの配置機能を扱っており、自社サイトのすべての情報を検索できる保証として扱いません。資料名、型番、本文の言葉を使い、期待する行き先が出るか確認してください(2026年9月29日確認)。
検索結果がゼロ件になる場合は、どう改善しますか?
まず、探された情報が掲載されているか、検索対象に入っているか、使われた言葉が対応範囲に含まれるかを分けて確認します。情報が未掲載なら本文や一覧の整備が先です。ゼロ件の画面には、言葉を短くする案内や関連する一覧など、次の探し方も用意します。
サイト内検索を追加するとSEOや問い合わせが改善しますか?
サイト内検索の追加だけで、検索流入や問い合わせの改善を約束することはできません。目的の情報へ進めたかを実際の操作で確認し、既存の計測がある場合は検索の利用・結果リンクの利用・問い合わせ完了を分けて見ます。公開後の変化は、記事追加や季節など他の条件も考慮して評価します。

福岡県出身、大学生時代からWEBデザインのフリーランスとして活動。
卒業後、WEBデザイン・コンサルティング会社で経験を積み、2013年に独立し「goap」を設立。
WEBデザインやマーケティング、コンサルティング業務を展開し、WEBサイトがホームページ大賞で最優秀賞を受賞。
2023年にAI・メタバース事業を追加した株式会社goapを設立。
現在まで300社以上のWEBサイトのデザイン・ディレクション・システム構築に携わらせていただきました。
Web制作・マーケティング業界のプロがお客様の悩みに寄り添って丁寧にヒアリングしますので、初心者の方でも安心してご相談ください!


